地図を眺めてみよう!!
地図といっても低炭素な技術開発の探検地図
未踏峰の山脈、丘、湖が、あちらこちらに広がっている。
条件は
●低炭素
●循環型
●自然共生
そして
●安全・安心
目的地は
●気候変動の緩和
●気候変動への適応
●自然資本の回復と保護
●現代社会の抱える様ざまな問題解決
●持続可能な社会の構築
中間地点までの目標到達年限は
●約40年
現段階で地図に書き込まれている情報はこれだけだ!!
ルートを探して、答えを出すのは
僕達一人ひとりだ
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持続可能な低炭素社会の技術開発を言葉で書き表せばこの通り
持続可能な低炭素社会づくり
の全体像を
一枚の大きな地図として眺められるようにしたのが下の図!!
40年間で取り組まなければならない課題を
グリーンの実践項目
持続可能な技術開発の手法を
4つの社会像の輪から成る
図を用いて説明した。
この図の用い方は簡単
自分の取り組んでいる仕事や技術を
持続可能な低炭素ビジネスや低炭素技術に
革新していくためにはどうしたらよいのかを
この図の上に、どんどん書き込みながら考えていくというもの
考えられた持続可能な低炭素ビジネスや技術が
実際に、安全・安心で
自分達が取り組まなければならない
グリーンな実践項目と
どう関係してくるのかを
関係する線を
どんどん描いては消して
地図を使ってどんどん検証していく
例えば
電気自動車を例に見てみよう
電気自動車を持続可能な低炭素技術に近づけていこうとすると電気自動車はCO2の排出が少ないので低炭素、しかしエネルギー源として火力発電所の電力を使ってしまっては、逆にCO2の排出を増加させてしまう。
そこで、エネルギー源に風力を使ってCO2を出さない自然エネルギーを使った電気自動車利用システムを考える。十分な立地条件を確保できるかの課題が残るが、このことは同時に、電気自動車システムが自然共生社会の社会システムであるという条件をクリヤーできる。
さらに、電気自動車をどんどん大量に生産し続ける仕組みを作るのではなく、少ない台数の電気自動車を多くの人でシェアーし、壊れても大切に修理しながら利用するしくみとしての、カーシェアリングとリペアーのシステムを導入する。モノを大切に使う、資源を節約し、有効に使う。修理してメンテナンスされた
安全で安心な電気自動車を最大限に利用して、人の自由な移動を確保しながら、生産と資源を節約し、エネルギー消費によるCO2の排出を低下させる手法だ。
実際には、公共輸送機関の活用や自転車や徒歩の利用など、さらに持続可能な仕組みも考えられるが、ここでは、いくつかの技術と社会技術を組み合わせることで実現可能な持続可能な低炭素技術の一例として風力+電気自動車+カーシェアリング・カーリペアーを提示した。
さらに、この持続可能な低炭素技術が、5つのグリーンな実践項目とどのように関係づけらるのかを検討するわけだ。例えば、現代社会の問題解決の部分では、電気自動車を整備したり、シェアーしていくための社会の仕組みを整備できる、これによっていくつかの新しいグリーンジョブが生まれる。電気自動車は、ガソリンスタンドの経営という雇用環境を減少させていくかもしれない。このような取り組みが転換の事例になっていくのかもしれない。事実、事業所としての立地、給油設備や洗車設備、自動車のメンテナンス技術を経営資源として抱えるガソリンスタンドが、カーシェアリングへの転換を開始している。この場合、電気自動車の電力源に、グリーン電力を導入することも可能であろうし、給油所チェーンが、一括してどこかに風力発電所を自前で用意し経営するのも良いだろう。
また、自然資本の保護と再生に関しては、グリーンツーリズムと結び付けた取り組みも有効であろう。田舎や山村で、排気ガスを一切排出しない電気自動車を走らせる取り組みと何らかの方法でつなげていくのも良いのではないだろうか?
様ざまな関係性を地図の上にどんどん書き込んでいくことで
低炭素で、モノを沢山消費しなくても成り立つ経済を発見できるかもしれない。
現代の高炭素消費、資源浪費型の経済が徐々にクールダウンした後
活発に人間らしい生き生きとした活動が活発化する低炭素経済をこの地図を使って生み出していこう!!
地図をつかって考えて、この部分が足りないんだよなと考えたなら
だれか、ここを助けてと、問いかけてみよう!!
解決方法は、様ざまな人生と結びつた人間の頭の数だけ存在するはずである。
低炭素、循環型、自然共生、安全安心という関門の中で
現在の技術や社会の仕組みの中で
持続可能な社会という関門を通過できるモノは
非常に限られている。
しかし、限られた、技術や社会の仕組みを使って
人間が作り上げる社会の姿は、人と社会やコミュニティーの数だけ多様で広がりがあるはずである。
私達にできることは、この地図を使って、一つの狭い登頂ルートを発見し突破することである
その先に、どのような展開が待っていようとも恐れずに向き合おう!!
地図を眺めてみよう!!
今自分達が取り組んでいることが本当に”エコ”なことなのか
グリーンを実践していけるためには、どのような筋道をいくつ描けるのか
いろいろなことにこの地図を使って欲しい!!
1 件のコメント:
現在の機械工学における構造材料の耐久性に対する主な問題点は強度ではなく、摩擦にある。島根大学の客員教授である久保田邦親博士らが境界潤滑(機械工学における摩擦の中心的モード)の原理をついに解明。名称は炭素結晶の競合モデル/CCSCモデル「通称、ナノダイヤモンド理論」は開発合金Xの高面圧摺動特性を説明できるだけでなく、その他の境界潤滑現象にかかわる広い説明が可能な本質的理論で、更なる機械の高性能化に展望が開かれたとする識者もある。幅広い分野に応用でき今後48Vハイブリッドエンジンのコンパクト化(ピストンピンなど)の開発指針となってゆくことも期待されている。
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