低炭素社会を考える上で、大切な基礎知識がある。
その1つが5つのエネルギー起源
私達が地球上で暮らす以上、
私達には与えられた利用可能ないくつかのエネルギー起源がある。
これは、地球に住む以上、私達がどうしようもない”地球の掟”
エネルギー起源には5つある。
風力、太陽光、バイオマス、水力・・・・
これで4つ!!
と答えるかもしれないが、実はこれは、違う。
風力、太陽光、バイオマス、水力
は皆まとめて、太陽エネルギーのフロー。
毎年、毎年、太陽からのエネルギーの放射が、地球を駆け抜けて行くときに引き起こす、
様ざまな”仕事”
光のエネルギーが、大気や地上に到達し熱エネルギーに変わり、空気を暖めて体積を増やしたり、対流を引き起こしたりすることで生まれるのが”風”
風力エネルギーの正体は太陽エネルギーのフローだ!!
それでは 水力はどうだろう?
地表や海面に届いた太陽光は、熱エネルギーに変わり、風が生まれることと同じように
海水や、土壌の水分を温める。
暖められた水分は、一定の熱量を与えられると蒸発し
空気の流れに乗って、大気の中の様ざまな場所に移動する。
また鬱蒼とした森の上にも降り注ぐ光の熱は、樹木の葉をも暖め
植物は気孔から水分を蒸発させ、葉が枯れてしまわないように葉面の温度を低下させる
植物から蒸発した水分も同じように大気の中を様ざまに移動して再び雨となって地表に降り注ぐ。
この時、地表の山々など、より高い場所に降り落ちた雨が水力エネルギーの源だ!!
水力は、光と水と風の力と、たまたま降り落ちた場所の位置が高く回収し易かったという偶然で、
私達の手に入ることになった自然エネルギーであり、その源を辿ってみると
もちろんそれは、風と水分の蒸発や植物の蒸散を引き起こす太陽エネルギーのフローである。
太陽エネルギーのフローは、直接的な熱エネルギーとしても、水蒸気の潜熱としても
はたまた、大気の膨張や対流といった機械的なエネルギーにも転換する
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