新「環境研究・技術戦略」の図の策定にあたっては、安全・安心社会の位置づけをどう考えていくのかについていろいろと議論が交わされ、安全が確保される社会にまとまってきたことが、会議の議事録から読み取れる。
しかし、高齢化社会に対する対応や気候変動の適応策といった、
絶対に起こるとは限らない問題が含まれる課題に対しての位置づけを整理していくためには、不安と安心という人間にとって切っても切れない心理的な視点の位置づけを避けることはできないであろう。
そこで、上図のように、
⑤将来に渡って安心して暮らせる社会
という領域を新たに加えて考えてみた。
将来に渡って安心して暮らせる社会に対応するのは、
元の図の中にある持続可能な社会という概念であるが、
持続可能な社会を組み上げ、
その構成要素としての
①安全が確保される社会
②脱温暖化社会
③循環型社会
④自然共生社会
⑤将来に渡って安心して暮らせる社会
を俯瞰的に見ながら
『新たなことに挑戦しながら学ぶ』という視点を忘れずに
前進することで
活力の維持と相乗密度の向上
さらには社会との協働のとれた
蓄積効果の生じる環境研究・技術戦略が
誕生するのではないだろうか?
これで何とかいけるかな?
追)図を眺めてかんがえていた。
環境技術の開発・研究*安全の確保*プロセスや議論・情報の公開による社会とのやりとり(将来的な安心な暮らしの確保)という思想をできるかぎり沢山の研究にプラグイン!!
⇒
将来的リスクの軽減(対処技術から予防技術へ)+社会浸透度の加速(失敗も成功も社会で共有、社会全体で次に繋げていこう!!)⇒失敗から学んだことをどんどん次世代に繋げていこう!!
といった議論もあったら素晴らしいのにな・・・・。
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